【続】清華魔法学園〜未来選択編〜














なぁ、紗久。




お願いだ。


目を覚ましてくれ。





縋るような思いで紗久を見つめる。







会いたい。



紗久にもう1度会いたい。








「ん……」







カプセル越しに聞こえた小さな紗久の声。






そして紗久はその瞳をゆっくり、ゆっくりと開けた。













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