【続】清華魔法学園〜未来選択編〜
エピローグ











side紗久








「んー!!!」







10年ぶりに動く体で。




青空の下、大きく大きく腕を伸ばす。







私が目覚めた世界はお兄ちゃんにより見事に破壊されていた。






この世界で目を覚まして数日。




私は眠っていたここ10年間の情報の穴を埋めるのにかなり大忙しだった。







私が世界の英雄になって英雄の日なるものが作られてて崇められていたこととか、学先輩が世界的に有名な化学者になっていたこととか。






数え出したら限りがないけどとにかくたくさん。



ここ10年間でいろいろなことが起きたみたいだ。






とりあえず今やらなければならないことはこの世界の復興と私を待っていた人達一人一人に会いにいくことだけど。















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