ヒトツボシ ーヤンキー家政夫と美味しい食事ー
「今日は休みだけど」
「よかった。話があるから、放課後に駅前のバーガーショップでね」
「う、うん」
何がなんだかわからないまま、私は遅くなることを崇さんに連絡しておいた。
☆
放課後になり、私たちは約束通り、バーガーショップで向かいあっていた。
と言っても何かを食べるわけではなく、飲み物を買っただけだ。
私はホットココア、真衣はホットミルクティーである。
二人きりで話をするときは、たいてい誰もいない我が家で済ませるので、
こうして外に呼び出されること自体珍しい。
崇さんの来る日なので、家で内緒話はしづらいし、ちょうど良かったけれど。