君から最後の恋文 〜love-letter~



そう言うように



優しい風が吹いて


桜の花びらが綺麗に舞った。




「「恋文だ」」



星川くんと声が揃って

同じことを考えていたんだと
おかしくて笑ってしまう。


こんなに笑ったの、恋文がいなくなってから


初めてだ。





私が笑うのは、恋文がいたからだったもんな。



きっと、私の笑顔の源は恋文にあって

恋文が李人くんに、任せた。


ってポジティブに考えよう!


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