メガネ男子と恋する乙女♡

「なっ…なんですか、この本の数!!
何をどうすればこうなるんですか!?」



先生の机には何十冊の古い本が積まれ、
その隣にはノートパソコン、紙の束、
ペン等が乱雑に置かれていた。



「うるさい、叫ぶな。次の授業で使う
プリントを作成していたんだ。
それより本返しに行くから手伝え。」



そう言って積まれていた何冊かの本を
私に渡してくる。



「えっ、わっ!重いっ!」



「行くぞ。ついて来い。」



先生は残りの本を持って、
さっさと歩いて行く。
そんな先生の後を私は追い掛けた。



図書館に本を返すと、
その足で国語研究室へ向かう。



先生の机は部屋の角の窓側。
その机もまた、乱雑に物が散らばっている。



「もしかして先生って片付けられない人ですか?」

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