メガネ男子と恋する乙女♡

そんな時間もあっという間に過ぎて、
家の前に到着した。



「今日は送ってくれて
ありがとうございました。
じゃあ、また明日━━━━…。」



車を降りようとすると、急に腕を掴まれた。



「━━━…瀧沢。」



「な、なんですか…??」



普段は“お前”なのに“瀧沢”と呼ばれた。



そしてなにより
先生の真剣な顔に私の鼓動が速まる。



しかし、
掴まれていた腕は開放されてしまう。



「いや、なんでもない…。送ったのは、
手伝ってもらった礼だとでも思っとけ。」



「は、はい…。じゃあ、行きますね。」



パタンとドアを閉めて、急いで家の中に入る。



「びっくりしたー…。」



先生…なんで引き止めたんだろ…。
まだ胸がドキドキしてる。



あ…今分かった。ドキドキする理由。
私、先生が好きなんだ━━━…。

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