メガネ男子と恋する乙女♡

次の日の朝。廊下で先生とすれ違う。



「吉良先生…おはようございますっ。」



「ああ、おはよう。」



すれ違い様に一言だけ言うと、
先生はそのまま歩いて行ってしまう。



あれ…それだけ?
先生、いつもとなんか違う…。



その瞬間、
私の心臓がどくん、と嫌な音を立てた。



それから5日後。
相変わらず先生には目が合っても逸らされる。



まるで、私を避ける様に…。



6限目の古典が終わり放課後になった教室は
生徒達の声でざわめいている。



「はぁ……。」



「もしかして瀧沢さんも吉良先生好きなの?」



「えぇっ!?」



突然話し掛けてきたのは隣の席の蓮間君だった。

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