花の色は 移りにけりな いたづらに
それから俺は、稽古も勉強も作法や習い事すべてにがむしゃらに取り組んだ。
その間にも桜芳は綺麗に可憐に成長していった。
途中で虫に喰われないように影をつけ、常に側にいるようにした。
相思相愛…
桜芳はもう俺の手の内にいた。
『暁臣さん、暁臣さん
私、暁臣さんのこと好きです
暁臣さんの愛を精一杯返していけるように貴方を愛したい…
でも、でも今日で終わりです
私、私の誕生日がきたら…』
ぎゅっ!
『…桜芳、大丈夫ですよ
俺が拐いに行きます…だから信じて待っててください』
そして俺は乗り込んだ…
愛する桜芳を奪い取るために…
