若年性アルツハイマー…。〜消えゆくキミとのおもいで〜






「え…?愛理、顔赤いじゃん。熱でもあるんじゃね…?」


そう言って、アタシの顔を覗き込む英知。


「……ッッ…!」

「どうした?大丈夫かよ?」


ドキン…。

そ、そんなの…。

アンタにドキドキしてたなんて…。

口が裂けても言えないよっ!

バカ英知!!


そんなアタシ達の様子を、華花は面白そうに眺めていた。





< 10 / 11 >

この作品をシェア

pagetop