君のひだり
後半も始まって益々会場の熱気が熱くなる。
私も会場の空気感に慣れてきて大声出したりして楽しんだ。
ゴールにボールが入った瞬間の喜びとか、コーナーキックのドキドキ感とか、私はすっかりサッカーにはまった。
結果は蒼瀬の好きなチームが2対1で勝利した。
会場を出るとたくさんの人で溢れている。
「詩織!ん、」
そう言って蒼瀬は私の右手を握る。
もうすっかりお馴染みみたいになって恥ずかしいっていう感情はなくなった。
「サッカー、どうだった?」
蒼瀬が私の歩幅に合わせて歩きながら聞いた。
「とっても楽しかった!もっと早くサッカーにハマれば良かったって思った。だから、ありがとう!誘ってくれて。樹君にはちょっと悪いけど。」
「そっか。良かった。好きになってもらえて。・・・・・・それでさ、1ついいかな。」
突然立ち止まって蒼瀬が言う。
「うん。何?」
私も会場の空気感に慣れてきて大声出したりして楽しんだ。
ゴールにボールが入った瞬間の喜びとか、コーナーキックのドキドキ感とか、私はすっかりサッカーにはまった。
結果は蒼瀬の好きなチームが2対1で勝利した。
会場を出るとたくさんの人で溢れている。
「詩織!ん、」
そう言って蒼瀬は私の右手を握る。
もうすっかりお馴染みみたいになって恥ずかしいっていう感情はなくなった。
「サッカー、どうだった?」
蒼瀬が私の歩幅に合わせて歩きながら聞いた。
「とっても楽しかった!もっと早くサッカーにハマれば良かったって思った。だから、ありがとう!誘ってくれて。樹君にはちょっと悪いけど。」
「そっか。良かった。好きになってもらえて。・・・・・・それでさ、1ついいかな。」
突然立ち止まって蒼瀬が言う。
「うん。何?」