愛されたくて
お兄さんに抱きしめられながら
ベットに横になって
私はゆっくり呼吸を整えた。
「痛くなかった?」
「ちょっとだけでも大丈夫」
「あやの俺と付き合わない?」
「なんで?」
真剣な顔で言われて
困っちゃうなあ
まあエッチしたんだもんね
普通はそうなるのかな?
「あやの可愛いし
まじで気持ちいい。やばいこれわ。」
「なにそれ(笑)」
「無理??」
「考えとくね?
今何時かなあ?」
親に連絡しなきゃと
思いお兄さんに聞いた
連絡だけはすると約束したから。
「ケータイとる?」
「うん!あ、後煙草もお願い?」
「はいよ!」
お兄さんからケータイと煙草を
受け取り。
まず連絡するために
ケータイを開きメールの文を打つ
ここでやっと12時前に気づき
急いでメールを送った。
そして煙草に火を付けようとしたら
お兄さんからお茶を渡された。
「喉乾いたでしょ?」
「ありがとう!
お兄さん優しいね!」
お茶のペットボトルを受け取り火をつけた。
「惚れた?」
「馬鹿(笑)」
お兄さんはいい人だと思うけど
もおちょっと…
私はお金を貰えるなら
関係をつづけようかなって
思っていたから
付き合いたいとかはなかった。