永遠片想い〜偽り女子の恋物語〜
そういえば、敦の手冷たい……


熱なんて久々にだしたなぁ……


「バカは風邪ひかねーのに。」


また嫌いなはずのあたしに笑う。


ダメだ……好きすぎる……


だけど、これ以上敦といると気持ちが押さえきれなくなる。


「もう行っていいよ?」


ほんとはまだいてほしい。
なのにあたしはなんて素直じゃないんだろう。


「行かねーよ」


もう……なんでよ。
敦といるとドキドキして熱あがりそうなのに。


「菅田に2回も看病してもらったから。
だから菅田が寝るまでここにいる。」


「ばかっ。」


なんで看病したこと覚えてるの?
忘れてよ……


あ……やばい。
涙がでそう。


「チョコさんきゅ。」


「え?」


あたしが首を傾げてたら「うまかった」と言ってくれた


「告白の返事今してもいい?」


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