湖都子のポエム7

想いの数だけ可能性があふれてる


オレだけは何があっても
絶対にキミの味方だから……
キミだけは絶対に守るから……

あらゆる可能性がある
想いの数だけ可能性があふれてる

分岐点に立った今……何を望む?
何を望むかはオレ次第……
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美緒ちゃんが微笑んだ。でも、切なげで寂しそうに見えた。

「どうした?」
「いつまでも、このままじゃいれないんだ……よね……」
「ずっと一緒にいるから、大丈夫……だよ」
「そんなの無理……だよ」
ここで伝えなかったら、チャンスは回ってこないかもしれない。全てはオレ次第……

美緒ちゃんを失いたくないから、愛することをセーブしていたんだ。

「美緒ちゃん……俺は美緒ちゃんが好きなんだ。仕事仲間としてじゃない。1人の男として……」
「何言ってるの……」
「美緒ちゃんは、俺のことをどう思ってる?」
「付き合って、今までの人みたいにダメになった時、私には誰もいなくなっちゃうんだよ……」
「俺はいなくならない。」
「でも……」
「俺は今までどおりなんて、もう無理だ。無理強いはしない。美緒ちゃんがイヤなら……こんなこと聞いて気持ち悪いだろ……」
「そんな……もう会えなくなるなんて、イヤだよ……」
「だったら、美緒ちゃんはどうしたい?」
「今まで通りは無理……なの?」
「ずっとこのままの関係なんて無理だ。変わらなくちゃいけないんだ。」
「うん……私も好きだから……ずっと……一緒にいてくれる?」
「ずっと一緒にいるよ。」
想いが届いた……の?



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