妄想列車は大暴走!!【短編】
「ごめんな、まりあ。会うのはまだちょっと早かったのかも」

「まだ緊張してるの?」

「さっきよりは落ち着いたんだけど」


まりあが黙ってしまったから、気まずい空気が流れてしまった。多分もう二人で会うことはないのかもしれない。


「ほんとごめん。わざわざ時間作ってくれたのにさ、俺、変なことばかり考えていて」

「変なことって?」


そっか。興味があるって言ってたんだっけ。

今は案外落ち着いているから、話せと言われたら話すことはできそうだけど、赤裸々に語ってもいいものなのか?


「いや、聞かないほうがいいよ。ドン引きレベルの妄想だったし」

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