妄想列車は大暴走!!【短編】
「……聖人くん、ごめん。笑ってもいい?」

「はい?」

「ごめん、もうムリ!」


まりあが突然大声を出して笑いだした。呆然としている俺や、そこらへんの通行人にはお構いなく。しかも涙まで流して。


「あのさぁ、妄想なんて誰だってするんじゃないの?今までそのせいで女子と話してこなかったなんて、聖人くんほんと勿体無いよ」

「いや、だって、結構俺の妄想すごいよ?とても女子に言えるようなもんじゃないし」


笑い疲れたのか、まりあは肩で息をしていた。


「ここだけの話、私だって妄想するよ。聖人くんの裸だって想像したことあるし。どう?これでおあいこでしょ?」

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