恋人未満のルームメイト(大きな河の流れるまちで。リメイク版)
ふと、視線を感じて、ナースステーションを見ると、
スタッフが心配して、透明の仕切りの向こうに並んで覗き込んでいる。

師長が
「あなたたち、自分の仕事をしなさい!」と怒るが、安心させてあげないとね。
と笑って、退室する。

「上川さん、判断に迷ったら、何時でもコールして。
今日は私がリーダーだから。
あと、お母さんになった莉緒さんは、主任が担当するから、安心して。」と言い残して出て行った。

主任ナースは3人の子どもがいるベテランの50台だ。
きっと、ご両親の相談相手にもなれるだろう。

私は、15分おきにモニターのチェックをし、
30分毎に聴診器を当て、呼吸や、心音を確かめ、
輸液をチェックし、オムツの中を覗いた。

まあ、西島先生も出たり、入ったりを繰り返してベビーの状態を確認している。

思った以上に状態が安定している。
きっと、お腹にいた週数が体重のわりに長かったのだろう、
体の器官は成熟していたのかな。と考える。

まあ、1度も検診していないので、分かりようがないけど。

18時に師長がやって来て交代し、食事と仮眠させてもらう事にする。
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