恋人未満のルームメイト(大きな河の流れるまちで。リメイク版)
しかたない。
言うしかない…か
「私は、小児科に勤めて、7年経ちます。
ベテランとはとても言えませんが、
経験は積んできています。」と、ゆっくり話し出す。
「いろいろな家族と、子ども達を見てきました。
もちろん、障害を持った子ども達にも関わってきています。
私は関わった子供達や家族たちと自分の事として考えて関わるようにしていて、
障害を持った子どもが生まれてきたら、どうやって育てていこうかと頭を悩ませたりします。
障害児を育てる事は健常児を育てるより、大変だと想像できます。
意思表示の少ないない子どももいて、ずっと、愛して育てられるのか、という疑問は子供達に出会った時、もちろんありました。
難しい問題です。
きっと、「育てていく。」ということに、疲れてしまう事も、
投げ出したくなる事もあるでしょう、
でも、それは、自分ひとりで背負う事はないいんだ。
と気づいた事で、随分楽になりました。
パートナーや、家族、医療者や、児童相談所、皆、手を差し伸べてくれています。
後は、気づいて、手を伸ばすだけです。
後は「愛し続けられるか」という問題だけですが、
私なら…あの子なら、大丈夫です。
私の指もしっかり掴んでくれました。
…私を必要だと思っているサインだと、そう信じられます。
もし、あの子が話す事も、動く事も出来ないとしても、
きっと、私は愛していけると答えられます。
…子どもを育てるということは
どんな子供でも将来障害を持つ可能性はありますし、
医療に関わってきている私でも、「子どもを育てていく。」と言うことについて、自分なりに答えを出すまでに、時間がかかっています。
今は莉緒ちゃんに答えを求めるのは大変な事だとも思っています。
けれども、赤ちゃんは毎日どんどん成長します。
…ご両親には、いま、真剣に向きあっていただきたいとおもっています。
さっき、尾崎先生が言ったように、施設に預ける事も選択のひとつです。
子どもは、愛されて育てられるならば、
実の親である必要はないと、私も個人的には思っています。」
言ってしまった。
家族の人達には、伝わったのだろうかと、心配になる。
父親が口を開く。
「赤ん坊の事は考えてなかったわけじゃない。
…でも、後回しにしてたな。
とりあえず、会ってみるか…」と、小さな声で言った。
よかった。
言うしかない…か
「私は、小児科に勤めて、7年経ちます。
ベテランとはとても言えませんが、
経験は積んできています。」と、ゆっくり話し出す。
「いろいろな家族と、子ども達を見てきました。
もちろん、障害を持った子ども達にも関わってきています。
私は関わった子供達や家族たちと自分の事として考えて関わるようにしていて、
障害を持った子どもが生まれてきたら、どうやって育てていこうかと頭を悩ませたりします。
障害児を育てる事は健常児を育てるより、大変だと想像できます。
意思表示の少ないない子どももいて、ずっと、愛して育てられるのか、という疑問は子供達に出会った時、もちろんありました。
難しい問題です。
きっと、「育てていく。」ということに、疲れてしまう事も、
投げ出したくなる事もあるでしょう、
でも、それは、自分ひとりで背負う事はないいんだ。
と気づいた事で、随分楽になりました。
パートナーや、家族、医療者や、児童相談所、皆、手を差し伸べてくれています。
後は、気づいて、手を伸ばすだけです。
後は「愛し続けられるか」という問題だけですが、
私なら…あの子なら、大丈夫です。
私の指もしっかり掴んでくれました。
…私を必要だと思っているサインだと、そう信じられます。
もし、あの子が話す事も、動く事も出来ないとしても、
きっと、私は愛していけると答えられます。
…子どもを育てるということは
どんな子供でも将来障害を持つ可能性はありますし、
医療に関わってきている私でも、「子どもを育てていく。」と言うことについて、自分なりに答えを出すまでに、時間がかかっています。
今は莉緒ちゃんに答えを求めるのは大変な事だとも思っています。
けれども、赤ちゃんは毎日どんどん成長します。
…ご両親には、いま、真剣に向きあっていただきたいとおもっています。
さっき、尾崎先生が言ったように、施設に預ける事も選択のひとつです。
子どもは、愛されて育てられるならば、
実の親である必要はないと、私も個人的には思っています。」
言ってしまった。
家族の人達には、伝わったのだろうかと、心配になる。
父親が口を開く。
「赤ん坊の事は考えてなかったわけじゃない。
…でも、後回しにしてたな。
とりあえず、会ってみるか…」と、小さな声で言った。
よかった。