恋人未満のルームメイト(大きな河の流れるまちで。リメイク版)
私はハッと目を開く。
大丈夫。まだ、朝の5時前だ。
起きられて良かったと安堵する。
いや、ちっとも大丈夫じゃない。
と私の体にしっかり巻き付いた腕を確認しながら、ため息をつく。
昨日リュウは、朝まで寝かしてやらない。と囁いた言葉の通り私を抱いた。
初めては、長く続くくちづけからだった。
リュウは私の口の中を舌で熱心に探り、
わざと音を立てながら、角度を変え、舌を絡め合わせてくる。
私の息が上がり始めると、今度は首筋に舌を這わせるので、
声が出そうになってしまい唇を噛む。
「声、出さないんだ。」
と不満気に言うリュウは、次に胸のてっぺんに取り掛かり、
舌と指先で、敏感になった部分を押し潰してくる。
私は小さな声が出てしまう。
リュウは私の声を聞いてゆっくり下着を脱がせ、脚を開く。
「…あんまり見ないで」と小さな声でお願いしてみたけど、
「却下」
とかすれた声が返ってきて、
リュウの声に身体の奥がギュッと反応していしまうのが恥ずかしい。
リュウは躊躇なく、舌と指を使って、音を出す。
とうとう私は声が止まらなくなってしまう。
リュウは唇に戻って、長いキスをして、
「好きだよ、奈々」
と囁いてから深く繋げてきた。
それから後の事は記憶が切れ切れだ。
ベットの軋む音と、汗ばんだ2人の身体。
最後は、私がリュウの背中に爪をたてて声をあげ、
リュウは私の腰を強く引きつけて呻いて倒れ込んできた。
すごく、満たされて、私は目を閉じる。