恋人未満のルームメイト(大きな河の流れるまちで。リメイク版)
「ナナコ、お昼行く?」と美波。
「休憩室で食べるよ」と売店で買ったサンドイッチを見せる。
休憩室は各科の病棟に職員用に用意されている部屋だ。
「じゃ、私もお昼買ってこよう」と言いながら私をジーッとみる。
「ナナコ、リュウ先生となんかあった?」
鋭い。なんでわかったの?
私は出来るだけ落ち着いた声で
「な、何もありませんけど…」と言ったけど、
「ふーん」と納得していない顔をする。
「先に行ってるね。」と私は後ろを向いて歩き出す。
アブナイアブナイ。
美波に知られたら、途端に院内中に知れ渡る。
美波は結構、おしゃべりなのだ。
休憩室は結構混んでいる。
今日はあまり忙しくないみたい。
みんな楽しそうに笑ったりしている。
私はロッカーに仕舞ったスマホをチェックする。
白衣の時は持ち歩かないので、
緊急の連絡が入っていないか確認するのが習慣になっているのだ。
リュウからのメッセージがいくつも入っていて、どうかしたのかと開くと
「昨日は楽しかったね」とか、
「ナナコがつけた爪痕が痛い」とか、
「早く会いたい」とか、
かなり赤面するメッセージの山だ。
私が画面をジーッと見ていると
「ナニを一生懸命見てるのかな?」と、後ろから美波の声がする。
私はハッとして慌ててメッセージを閉じたけど、
美波は私の手からスマホを取り上げた。
ロックされた数字の画面に、
「解除の番号は?」と、私に詰め寄る。
「普通、教えないでしょ」とスマホを取り返し
「ちょっと、そこに入れて」と後輩たちの間に席を取る。
「絶対に怪しい。」と美波は言って、
「そこの2人。ナナコの手を抑えて」と、両脇の2人に声をかける。
すると2人とも
「はいっ!」と私の手を押さえ込んだ。
「こらっ!」と私が怒ると、
「ナナコ先輩ゴメンなさい、
美波先輩のほうが絶対に怖いんです。」
「本当にゴメンなさい」と口々に謝る。
「休憩室で食べるよ」と売店で買ったサンドイッチを見せる。
休憩室は各科の病棟に職員用に用意されている部屋だ。
「じゃ、私もお昼買ってこよう」と言いながら私をジーッとみる。
「ナナコ、リュウ先生となんかあった?」
鋭い。なんでわかったの?
私は出来るだけ落ち着いた声で
「な、何もありませんけど…」と言ったけど、
「ふーん」と納得していない顔をする。
「先に行ってるね。」と私は後ろを向いて歩き出す。
アブナイアブナイ。
美波に知られたら、途端に院内中に知れ渡る。
美波は結構、おしゃべりなのだ。
休憩室は結構混んでいる。
今日はあまり忙しくないみたい。
みんな楽しそうに笑ったりしている。
私はロッカーに仕舞ったスマホをチェックする。
白衣の時は持ち歩かないので、
緊急の連絡が入っていないか確認するのが習慣になっているのだ。
リュウからのメッセージがいくつも入っていて、どうかしたのかと開くと
「昨日は楽しかったね」とか、
「ナナコがつけた爪痕が痛い」とか、
「早く会いたい」とか、
かなり赤面するメッセージの山だ。
私が画面をジーッと見ていると
「ナニを一生懸命見てるのかな?」と、後ろから美波の声がする。
私はハッとして慌ててメッセージを閉じたけど、
美波は私の手からスマホを取り上げた。
ロックされた数字の画面に、
「解除の番号は?」と、私に詰め寄る。
「普通、教えないでしょ」とスマホを取り返し
「ちょっと、そこに入れて」と後輩たちの間に席を取る。
「絶対に怪しい。」と美波は言って、
「そこの2人。ナナコの手を抑えて」と、両脇の2人に声をかける。
すると2人とも
「はいっ!」と私の手を押さえ込んだ。
「こらっ!」と私が怒ると、
「ナナコ先輩ゴメンなさい、
美波先輩のほうが絶対に怖いんです。」
「本当にゴメンなさい」と口々に謝る。