INFATUATOシンドローム
樹「大空!璃夢さんの言葉遮るとか何様!?」
いやいや、遮るくらいイイよ。タイミングが合わないことってよくあるし、なんなら被っちゃうくらい仲良いみたいな?
大空くんは『大空様に決まってんだろ!』とか言うのかな?
大空「うわぁああああ!ごめんなさい!ごめんなさい!兄貴の言葉遮るなんて死活問題だぁあああ!」
思っていた反応と違った。大空くんは私の目の前で土下座を始めてしまった
しかつもんだい?何それ?
《☆死活問題とは 死ぬか生きるかにかかわるような重大な問題のこと ☆》
璃夢「ど、土下座はやめよ!?」
翼「それは言い過ぎだろ!」
大空「イヤ!樹に指摘されて気づくなんて……兄貴!」
璃夢「っはい!」
中々立ち上がってくれない大空くんにどうしようかと思っていると急に顔を上げたかと思ったら大声で私の名前を呼んだ。
大空「すいません!俺のことは煮るなり焼くなり炙るなり食うなり殴るなり蹴るなり刺すなり殺すなりなんなりして下さい!」
翼「多くね!?」
しかも物騒な単語も聞こえたよね!?最後殺すとか言ってたけど殺さないよ!?
璃夢「別に怒ってないし気にしてないから!逆に代わりに説明してくれてありがとうって思ってたよ!」
大空「うぅぅうう!やっぱり兄貴は心の広い男です!!」
そんなことで一々怒る人この世に居ないんじゃないかなっておもうけど…。あと男じゃないんだけどね…ごめんね?
翼「それで?俺たちは何をすればいいんだ?」
あ、そうだった!これを伝えに来たんだった!
璃夢「えっと、翼と雪くんにはトラック内競技の騎馬戦と棒倒しのリーダーをしてほしいの。二人だけだからすっごく大変だけど…お願いできるかな?」
私も早めに戻ってこれたらお手伝いするし!流石に任せるだけ任せて何もしないなんてしませんよ!
翼「おう!いいぜぇー!」
雪「……めんど…まぁ暇だし仕方ないな。」
翼「素直じゃねぇなー。璃夢に頼られて嬉しいくせによ」
雪「翼、ウザイ」
翼「はいはい。ゴメンな」
璃夢「ふふっ、二人ともありがとう!」
ちょっとだけ、断られないか心配だったんだけど…今度からこんな心配もいらないかもね
璃夢「煌くんと悠真くんにはトラック競技の皆をまとめてもらいたいんだけどいいかな?」
煌月「大丈夫ですよ!」
悠真「はい、任せてください!」
大空「トラック競技は鷹也と夜詩と衛がいるから頑張れよー」
翼「なんかお前には言われたくないな」