INFATUATOシンドローム
翼「璃夢が断ってんだから諦めろよ」
ロイ「こんな逸材が目の前におんのに見逃せってことかいな!?」
翼「そーゆうことだ」
ロイ「ふーん……副長に惹かれんのか……」
何かブツブツと言い始めたと思ったら『うーん』と唸り始めたロイくん。
すると手のひらをグーでぽんと叩いた
ロイ「そやったら【シェリー】はどうや!?」
しぇりー?なに?ゼリーみたいな?
羚焚「………。」
羚焚の眉間にシワがよったが私は気が付かなかった
ロイ「シェリーやったら放課後ちょっと顔出すだけでええし!暴走も、まぁ参加せんでも大丈夫やし!」
放課後にちょっと顔出す…
璃夢「それくらいなら」
『いいかな』と言おうとした瞬間
翼「ダメだ、璃夢」
璃夢「?どうして?」
翼にダメと言われました
翼「お前はシェリーのことをゼリーだとか食べ物だろうとか思ってるかもしれねぇけど」
うわぁ!すごい!私の考えてることよくわかったね!
翼「【シェリー】ってのはフランス語で【愛しい人】って意味なんだよ」
へぇー!そうなんだ!翼って物知りだね!
ん?愛しい人?
それって恋人…とかって言うこと?
ロイ「なんや、あんさん。アホそうな顔して結構頭いいんやな?」
翼「アホそう言うな!」
ロイ「まさかフランス語知っとる不良がおるとは誰も思わんやろ。せやから【シェリー】って言葉つこうとったのに…」
翼「とにかく、璃夢は男だし変な噂立てられるのが嫌なら諦めろ」
ロイ「うーん…璃夢とやったら変な噂立ってもええか…」
翼「やめろ!それは璃夢が困るだろ!」
ロイ「でも、璃夢なら女の子みたいやし大丈夫やない?」
………大丈夫って言うの?
でもそうだよね…シェリー?になって私が有名になっちゃえば私が女だってバレる確率も上がっちゃうわけだし……
璃夢「ロイくん、やっぱりお誘いは嬉しいけど僕はシェリーにはなれないよ」
ロイ「えぇ!?さっきは『いいよ』って言おうとしてたやん!?」
璃夢「よく考えたら色々危ないなと思って」