俺様室長は愛する人を閉じ込めたい~蜜愛同居~
大輔は更に深くキスを重ねようとしたところで、塔子の瞳から涙が零れ落ちた。
その涙に、大輔の動きが止まった。
「塔子……頼む……」
ふわりと触れた大輔の指が優しく塔子の涙を拭った。
「だいちゃん……」
呟くように言った塔子に、大輔の表情が少し緩んだように見えた。
すっと塔子から離れると、大輔は何もバカったように席に戻るとビールを一気に煽った。
そんな大輔を呆然と見つめ、塔子も席に戻るとビールを少しだけ飲んだ。
「塔子……次また室長ってよんだら、またキスするからな……」
表情を変えずにいった大輔の真意がわからず、塔子は小さくため息をついた。