あなたの幸せを心から願う
私が聞き取れるようにゆっくり話してくれる。




「それでも、私が、、辛いの!




路唯くんをこれ以上悲しませたくない!苦しませたくないの…!」





最後はもう叫びに近かった。




私はまた路唯くんから逃げるんだ。




こんどこそ、本当に。




それでいい。




路唯くんには、きっともっと素敵な幸せが待ってる。




「私が…っ。路唯くんの未来に、いたら、ダメなんだよ…っ!」




電話の向こうから鼻をすする音が聞こえた。




お父さんも泣いてるの?




「分かったよ小春。




明日の早朝、小春を家まで迎えにいくから。




路唯くんにちゃんとさよならするんだよ?」




そう言って電話は切れた。




私はそこから動くことも出来ずに止まったままでいる。

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