*゚闇に沈む少女*゚

*藤堂side*




正体不明の女の子と相部屋になった俺は、
寝た振りしながら 彼女の様子を監視していた。





だけど...不思議と怪しい人だとは思わなかった。。





確かに、表情とかは被り物とかで
わからないけど...





彼女の行動や言葉を聞いてて



この娘には、この娘なりの背負ってる物があるんだと...すぐに、わかった。





こいつの背負ってる何かを..その見せない表情も、何時か...彼女は教えてくれる。




不思議とそう思う事が出来た......





ていうか、布団を俺に譲ろうと必死に断ってる姿が ちょっと可愛いと思った。





俺は 静かに眠りについた。




☆藤堂side-END-☆
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