イジワル副社長の溺愛にタジタジです
「なかなか野心家だな。そんなヤツだとは今まで知らなかったよ。お前はどちらかというと学生時代からフワフワしていて、大学を卒業してあとを継ぐのかと思いきや、フランスにいるって急に連絡が来るぐらいだし」
フランスにいたの?
副社長になる前は別の会社で働いていたと紹介されたけど、それ以前のことまでは知らない。
「フワフワは余計だ。真山がカチカチだっただけだろ」
「カチカチって、褒めてるのか?」
「さぁな」
ふたりは本当に仲がよさそうだ。
それから運ばれてきたのは、カニ入りのチャーハンと、おいしそうな北京ダック。
そしてかなり辛い本格的な麻婆豆腐に、デザートはごま団子だった。
最初は緊張していたものの、真山さんがとても気さくな人で、楽しい食事になった。
「蒼井」
「はい」
少し前に食べ終わっていた本城さんが、箸を置いた私を呼ぶので横を向くと……。
「なっ、なにして……」
彼の手が私の顎に伸びてきて持ち上げ、少しうっとりしたような視線を向けるから慌ててしまう。
フランスにいたの?
副社長になる前は別の会社で働いていたと紹介されたけど、それ以前のことまでは知らない。
「フワフワは余計だ。真山がカチカチだっただけだろ」
「カチカチって、褒めてるのか?」
「さぁな」
ふたりは本当に仲がよさそうだ。
それから運ばれてきたのは、カニ入りのチャーハンと、おいしそうな北京ダック。
そしてかなり辛い本格的な麻婆豆腐に、デザートはごま団子だった。
最初は緊張していたものの、真山さんがとても気さくな人で、楽しい食事になった。
「蒼井」
「はい」
少し前に食べ終わっていた本城さんが、箸を置いた私を呼ぶので横を向くと……。
「なっ、なにして……」
彼の手が私の顎に伸びてきて持ち上げ、少しうっとりしたような視線を向けるから慌ててしまう。