キミと秘密の交換恋日記
「お前だって、いつもジム通って筋トレしているくせに。俺のこと言えるかよ。この筋肉バカが。」

その様子をわたしは見ているだけで止めに入ることはできない。

わたしがオドオドしているとスッとそのくだらない喧嘩を止めてくれたのは柏木くんだった。

「はいはい、二人ともそこまでな。アイミンが困惑してるぞ。」

柏木くんが止めに入ると二人は軽い喧嘩をやめ静かになる。

「あっ、難波くんは下の名前が尚之(たかし)っていうから、縮めて“ナンタカ”とかどう?わたし、全員分のあだ名考える。」

そう、わたしにはこれくらいのことしかできないから。だからせめて、わたしをグループの輪に入れてくれるみんなにあだ名をつけてあげたい。

そう思ってわたしは立ち止まり、制服のポケットに入れていたメモ帳とペンを手に取りわたしが考えたみんなのあだ名を書く。
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