キミと秘密の交換恋日記
さっき、女の子たちに『男子に囲まれてお姫様気分のつもり?朝までただ静かに読書をしていた子が』なんて言われたからかもしれない。

わたしはどこかに逃げようとした。

「ちょっと、お花摘み行ってくる。」

だが、わたしの咄嗟についたウソもアレイには通じなかった。

その代わりにわたしに掛けられた言葉はとても、力をつけてくれるものだったんだ。

「大丈夫、俺たちがいるじゃん。一人で入るのは怖いかもしれないけどアイミンは一人じゃない。」

そう、わたしは今は一人なんかじゃないんだ。こんなにも頼もしい仲間がいるんだ。

わたしはアレイの手を力強く握って、今の気持ちを伝えようとする。

アレイはわたしの気持ちをわかったようにわたしの手を握り返して教室に入っていく。


**


教室にある自分の席に座り、アレイがわたしの隣に来てその周りにみんなも集まった。

ウーミンが話したことあるクラスの女の子たちからおかずを分けてもらいにそれぞれのグループを回っているのがわたしの目から見える。
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