キミと秘密の交換恋日記
――大丈夫ですよ。そんなのただの噂ですから――

そう書いているがわたしの心の中では少し怖いという気持ちが芽生え始めていた。

――わたし、あまり目立たないからあそこのドアが開かなくなったらそのままかもしれない...。

わたしがおびえ始めていると、アレイがそんな空気を切り裂くような一言を発する。

「決めた。バドミントンやってみたい。アイミンも放課後空いてたら一緒にやってみようよ。」

それは、わたしを恐怖から救い出す言葉のように聞こえた。

「で、でもわたし、バドミントンやったことないし...。」

また自信を無くしてしまうわたし。

アレイはそんなわたしにニコニコと接してくれた。

「大丈夫、俺だってやったことないもん。お互い初心者同士だから。」

また流れに流され、部活に入る方向に動いて行ってしまう。

「アイミン部活するなら、気分変えてさヘアスタイルとか変えてみたらどうだい?」

「ハイハーイ。オレ、アイミンはポニーが似合うと思う。」

「いいや、編み込みおさげがいいと思う。」

「昭和かよ。ここは思い切ってショートで」
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