キミと秘密の交換恋日記
「オレ、サッカー部なんだよな。だから、女子の中には弁当差し入れてくれるやつもいて...。いつも断ってるけど今日は助かったな。」

ウーミンの言葉でわたしの中にまた疑問が生まれてメモ帳にその疑問を書いていく。

その様子を見ていたみんなは、わたしが今度は何を言い出すのかといった感じでわたしを見ている。

――皆さんはなにか部活に入ってたりとかするんですか?――

リッキュンがわたしの質問にまとめて答えてくれる。

「ウーミンはサッカー部でしょ。おれと優月は美術部に入ってて、小坂は帰宅部、尚之はバンドマンなんだ。」

わたしは『そうなんだ』と大きくうなずいて見せる。

「アレイはなんか部活に入るのか?」

コアルンが黙々と弁当を食べているアレイにそう聞く。

アレイは顔を上げわたしの方を見て『アイミンは放課後なにをして過ごしてるの?』と聞いてくる。

わたしは急いでアレイに放課後の過ごし方を伝えるため、メモ帳に書いた。

――放課後は旧校舎の第4音楽室ってところでピアノを弾いてます。――

わたしの文字を読むと、アレイ以外の全員がゾクッと驚いた体制になる。

どうしたの?とわたしが首をかしげると、みんなが声をそろえて「旧校舎ってオバケがでるって噂だよな?」とか、「あそこの3階の教室で昔、人が閉じ込められたって聞いたぞ。」など怖い話を並べる。
< 42 / 81 >

この作品をシェア

pagetop