浅葱色の忍

慶喜の心

烝華の話を聞いてやれと
梅沢達から言われ
久しぶりに夜を過ごした


だが……






以前と同じ、手の届かないところで











泣いていた













俺に抱かれることが、そんなに嫌か?













烝華の答えは、もう出ているのだ

忍になりたいのだろう













数日後








出掛けに烝華を連れて行くことにした

籠に乗らず歩くと言う



襲撃され



外の様子はわからなかったが


行き先の城につくと



俺の前で平岡は、烝華を平手打ちした




「死ぬ気かよ!?
自分の身は守れるって
言ってたじゃねぇかよ!!」



どうやら…


俺を守るついでに死のうとしたようだ






烝華が黙って、空を見上げた





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