浅葱色の忍

近藤勇

言葉の使い方1つで、こんなにも違うのか

烝は、皆と以前よりも
ずっと、近く
楽しく話せるようだ


主としてでなく、こんな烝を見ていられる


そんな穏やかな私に驚く


こんなに人を好きになったことはない



〝かっちゃんは、すぐ人を好きになる〟



歳に言われたことがある


その好きとは違う!


そう、自覚した



自覚してしまった…





「歳…惚れた女をそばに置きたいと
自分だけのものにしたいと思うのは
我が儘だろうか」


歳に相談すると

ニヤリ


「烝華だろ?」


!!!


「そうとは、言っておらん!」


「クククッ 何年一緒にいると思ってんだ
わかるよ! 
かっちゃん、初恋なんじゃないか?」


!!!



そう言われれば、そんな気が…




「深雪の事、後悔はしてないんだ…
だが、会いたくてたまらない…
烝華の笑顔も泣き顔も、全部丸ごと
私だけのものにしたいんだ」



「それ、俺じゃなく
烝華に直接言えよ!喜ぶぜ!?」



「気の多い男だと、呆れないだろうか」


「男は、そんなもんだろ」


「会いに行ってみよう!歳!すまんな!」


「ゆっくりしてこいよ!」





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