black×cherry ☆番外編追加しました
(食事って・・・)
「ほら、咲良、結婚にまだ不安があるみたいでしょう?だからね、ご両親と会えば安心できるかなって思って。すごく上品でね、優しくて素敵なご両親よ」
(やだ・・・)
早川先生やご両親が、どうこうっていうわけじゃない。
先生は素敵な人だし、ご家族だって、きっと素敵な人に決まってる。
そんなことは予想がつくけど・・・。
「わ、私は・・・行けない。コンサートの後、みんなで打ち上げに行く約束してるの。卒業生だから、そういうのだって最後だし」
「でもね、先生とご両親がわざわざ聞きにきてくださるの。お食事くらい、ご一緒して、お礼をしたいと思わない?」
「・・・・・・私は・・・」
ママは私を心配している。
私のためにしてくれている。
それは、わかっているけれど・・・。
「・・・お・・・思わない・・・・・・」
(言ってしまった・・・)
言った後で、私の身体は少し震えた。
きっと、ママに怒られる。
きっと、ママに泣かれてしまう。
そんな怖さと不安に包まれて、ママの次の言葉を待った。
「・・・咲良」
ママの静かな声がした。
怒りでも、泣き声でもない、とても落ち着いた静かな声だ。
「ほら、咲良、結婚にまだ不安があるみたいでしょう?だからね、ご両親と会えば安心できるかなって思って。すごく上品でね、優しくて素敵なご両親よ」
(やだ・・・)
早川先生やご両親が、どうこうっていうわけじゃない。
先生は素敵な人だし、ご家族だって、きっと素敵な人に決まってる。
そんなことは予想がつくけど・・・。
「わ、私は・・・行けない。コンサートの後、みんなで打ち上げに行く約束してるの。卒業生だから、そういうのだって最後だし」
「でもね、先生とご両親がわざわざ聞きにきてくださるの。お食事くらい、ご一緒して、お礼をしたいと思わない?」
「・・・・・・私は・・・」
ママは私を心配している。
私のためにしてくれている。
それは、わかっているけれど・・・。
「・・・お・・・思わない・・・・・・」
(言ってしまった・・・)
言った後で、私の身体は少し震えた。
きっと、ママに怒られる。
きっと、ママに泣かれてしまう。
そんな怖さと不安に包まれて、ママの次の言葉を待った。
「・・・咲良」
ママの静かな声がした。
怒りでも、泣き声でもない、とても落ち着いた静かな声だ。