black×cherry ☆番外編追加しました
「いい子たちだね、みんな。先生も優しくて」
レストランからの帰り道。
車をゆったり走らせながら、早川先生は穏やかな顔で呟いた。
みんな、突然現れた先生にもいろいろ気を配ってくれて、和やかな雰囲気で打ち上げは無事に終わった。
(でも・・・私はやっぱり複雑だったな)
みんなに、「おめでとう」って言われてしまって。
「違う」って否定をしても、照れ隠しだって言われてしまって。
そして早川先生が、「婚約予定なんだよ」って、みんなに説明することも・・・。
私の気持ちは置き去りで、誤解されるのがつらかった。
「咲良ちゃんは・・・やっぱり疲れてるね。楽しくなかった?」
尋ねられ、私は少し答えに悩んだ。
楽しくなかったわけじゃない。
けれど、今の想いをきちんと伝えることにした。
「・・・婚約のこと。まだ決まっていないのに、みんなに話されるのは困ります・・・」
先生は、黒崎さんに会った時も「婚約予定」だと言った。
確かに「予定」なのかもしれない。
だけど聞いた相手はきっと、「確定」だって思ってしまう。
私はその予定さえ、「うん」と言っていないのに・・・。
レストランからの帰り道。
車をゆったり走らせながら、早川先生は穏やかな顔で呟いた。
みんな、突然現れた先生にもいろいろ気を配ってくれて、和やかな雰囲気で打ち上げは無事に終わった。
(でも・・・私はやっぱり複雑だったな)
みんなに、「おめでとう」って言われてしまって。
「違う」って否定をしても、照れ隠しだって言われてしまって。
そして早川先生が、「婚約予定なんだよ」って、みんなに説明することも・・・。
私の気持ちは置き去りで、誤解されるのがつらかった。
「咲良ちゃんは・・・やっぱり疲れてるね。楽しくなかった?」
尋ねられ、私は少し答えに悩んだ。
楽しくなかったわけじゃない。
けれど、今の想いをきちんと伝えることにした。
「・・・婚約のこと。まだ決まっていないのに、みんなに話されるのは困ります・・・」
先生は、黒崎さんに会った時も「婚約予定」だと言った。
確かに「予定」なのかもしれない。
だけど聞いた相手はきっと、「確定」だって思ってしまう。
私はその予定さえ、「うん」と言っていないのに・・・。