セルトリア学園
「クラスは入学式の時に決まるので
分かりませんが、
セナ様は巫女のクラスに入ってもらいます。」




「はいはーい!巫女って他に
どこの巫女がいるんですか?」



サクが聞こうとしてたことをすぐさま聞く



「巫女は全ての神殿にいます。
私たちの神殿が姫巫女を
1人しか取らないだけで他の神殿は
何人でも取るところがあります。」



「「へー」」



「なんですか、その初めて聞いた
というような顔は」




「いや、その、初めてじゃない、はず、」




アーシャは私たち2人に何か言おうと口を開くが
諦めたようにため息を吐いて口を閉じた。



「う〜、ごめん。」



「お前もだサク。この前授業で習っただろ」



「ぅ〜〜、いいもん!
俺はレオ兄と一緒で肉体派で行くんだ!」



「アホか、レオ兄は3人の中で1番バカなだけで
学年上位だよ。
お前は学年で下から数えた方が早いだろ」



「うるせー!
そんなこと暴露しなくてもいいだろバカー!」



「バカはお前だ。」



「ねぇ、ねぇ!待って!」



「「ん?」」



「レオって言った!?レオってもしかして、
レオンのこと!?」



「「うん、そうだよ」」



「じゃあ、やっぱりアマトとリーナも一緒!?」



「うん!」
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