SecondWedding

「着いたぞ」

此所は…

「パパ、ここは?」

車を降りて涼が目の前に立つ建物を見て

「きれーだね。おしろみたい」

「ハハハ…城みたいか」

「うん」

「恭介さん」

「いいから。さ、入るぞ。瑞穂達が待ってる」

「えっ?まぁくんいるの?ママはやくいこ」

涼が私の手を引っ張って建物の中に入って行く。

「藤倉様、ようこそ」

綺麗な女性が出迎えてくれ

「黒崎様もお見えになられてます。こちらへ」

女性に案内されて階段を昇る。

ほんと、洋画で見るようなお屋敷だわ。

涼も珍しげにキョロキョロ。



< 8 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop