SecondWedding


「あ、まぁくん」

案内された部屋には誠さんと瑞穂さん、そして誠さんに抱かれた真人君。

涼を見つけた真人君が嬉しそうに手を伸ばし誠さんの膝から降りようともがいている。

もうすぐ生後半年になるからか動きもだいぶ活発になってきている。

「志織ちゃん」

「瑞穂さん、今日はいったい何があるんですか?」

「兄さんから何も聞いてないの?」

「えっ?えぇ」

誠さんもニヤニヤしてるだけ。

「とにかく座って」

涼は真人君の相手を。

涼は真人君が真人君も涼が大好きだもんね。

「どうぞ」

先程の女性がコーヒーを出してくれて

「では用意をしてきますので暫くお待ち下さいませ」

「ありがとうございます」

瑞穂さんがにこやかにお礼を言ってるけど、ほんとにいったい何なの?

瑞穂さんに此所は何処なのか何をするのかを聞いても『兄さんが内緒にしてるなら私からは言えないわ』って言われるし恭介さんと誠さんはニヤニヤしてるだけ。

何だか居心地が悪いんですけど。



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