過保護な副社長はナイショの恋人
振り向くと、渋い顔の部長が立っていて、その横には副社長が腕組みをしている。
「ふ、副社長に部長⁉︎ 申し訳ございません……」
思いがけない人たちの登場に、あやめは一気に小さくなった。私もバツ悪く、「すみません……」と言うのが精一杯だ。
せっかく仕事で高評価をもらっているのに、私語で盛り上がっているところを見られてしまった……。
それに、なんでここに副社長がいるのだろう? 今夜は、約束の日だけど、仕事が立て込んでいるとか……?
「まったく、ふたりの仲の良さはチームワークの意味でもいいことなんだが……」
と、部長はため息をついて続けた。
「せっかく副社長が、業務視察に来てくださったのになあ」
そう言われ、あやめと肩身が狭くなる。すると、今度は副社長が声をかけてきた。
「ふたりとも、仕事は終わりそう?」
「え?」
まさか、今夜のために、私の進捗状況の確認に来たとか……? なんて、そこまで副社長も暇じゃないか。
「はい、定時には終われます。ね、咲実」
「は、はい。大丈夫です」
副社長に返事をすると、小さく微笑まれた。今までなら、さほど気にも止めなかったのに、副社長の少しの笑顔にもドキッとしてしまう……。
「ふ、副社長に部長⁉︎ 申し訳ございません……」
思いがけない人たちの登場に、あやめは一気に小さくなった。私もバツ悪く、「すみません……」と言うのが精一杯だ。
せっかく仕事で高評価をもらっているのに、私語で盛り上がっているところを見られてしまった……。
それに、なんでここに副社長がいるのだろう? 今夜は、約束の日だけど、仕事が立て込んでいるとか……?
「まったく、ふたりの仲の良さはチームワークの意味でもいいことなんだが……」
と、部長はため息をついて続けた。
「せっかく副社長が、業務視察に来てくださったのになあ」
そう言われ、あやめと肩身が狭くなる。すると、今度は副社長が声をかけてきた。
「ふたりとも、仕事は終わりそう?」
「え?」
まさか、今夜のために、私の進捗状況の確認に来たとか……? なんて、そこまで副社長も暇じゃないか。
「はい、定時には終われます。ね、咲実」
「は、はい。大丈夫です」
副社長に返事をすると、小さく微笑まれた。今までなら、さほど気にも止めなかったのに、副社長の少しの笑顔にもドキッとしてしまう……。