不機嫌なカレと秘密なつながり
おかしいよ…あれで、普通にバスケの部活に勤しむわけでしょ?

信じられない

毎日、毎日…あたしの身になりなさいよ!

あたしがこんなに彰汰の良いように振りまわされてるのに、世間はあたしが彰汰を振りまわしてるように見えてるのよ

間違ってるわ、この世の中…てか、この学校の中!

あたしの唯一の安らぎの場所が、彰汰のヤリ場所になっちゃったし…

何よ、どうしてみんな、彰汰の味方なわけ?

どうして彰汰の本性が、みんなにバレないわけ?

「あいつの才能が憎らしい!」

あたしはぼそっと呟いた

バスケの才能があるから……きっといけないのよ

「スカート、もう少し長めにしないと、太もものキスマークが見える」

「え?」

あたしは足をスカートで隠すと、振り返った

そこにはスーツをびしっと着て、厳格そうな顔つきの教師が立っていた

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