不機嫌なカレと秘密なつながり
「部活に行って」

「見返りは? 行ったら、何をしてくれる?」

彰汰はにこっと笑った

「じょ…条件を代えよう? 一週間、彰汰が真面目に部活に出たら、土曜にデートしてあげる。これでどう?」

「いいよ。金曜の放課後から、土曜の夜までってことなら」

「それって…ホテルに行くってこと?」

「もちろん。俺に、エッチなしのデートをしろって言うの? 有り得ないだろ」

「わ…わかったわよ」

彰汰が、満足そうに大きくうなずいた

「じゃ、部活に行ってくる。一晩じゅう、姫歌の中に入れるんだな。明日が楽しみだよ」

彰汰が手をひらひらと揺らしながら、歩きだした

ええ?

そうだ! 金曜って明日だ

…て、土曜日ってバスケの部活は? 平気なの?

『土曜日の部活は、休むらしいわよ』
『聞いた聞いた!』
『図書館で・・・でしょ? 放課後、まともにエッチができなくなったら、週末に纏めてお姫サマにご奉仕するんでしょう?』
『海堂君、可哀想!』

可哀想なのは、このあたし!

図書館での話を聞いているなら…わかるでしょ
< 45 / 97 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop