不機嫌なカレと秘密なつながり
「ぶ…部活はっ!」

「今日は行かなくていい日だから」

「は?」

「姫歌がしてくれないなら、行かないって言っただろ」

あたしは周りを見渡してから、席を立ちあがった

他の生徒たちの目がある

図書館が、本を読んでいる人たちが十数人

あたしの顔を睨むように、見ていた

「ちょ…ちょっとこっちに来て」

「いいよ。どこにでも行く」

彰汰がにこっと笑った

あたしは彰汰の腕を掴むと、図書館の奥に入って行った

誰も来なさそうな古い本棚の間に、彰汰を連れ込むとぎろっと彰汰を睨んだ

「何やってんのよ」

「部活に行かなくていいから、姫歌のおっかけ」

「真面目に答えてよ」

「俺は真面目だよ」

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