お前は俺が守る
「光莉って、可愛いな」

そう言うと私の髪をすくように触る。

「や、やめて!」

とっさに椅子から立ち上がる。
いきなり下の名前で、呼ばれてドキッとした。
ほんとに、何考えてるの?!

「あ、あのー大丈夫ですか?」

進行してる人に言われて赤面する。
そうだ、今は説明してる時。

「失礼しました...」

カタン...と音を立てて椅子に座る。

「ククク...」

横から笑い声が聞こえてきっと睨み返した。

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