サヨナラ、大好きだった。
私が体育祭の旗の委員長を任せられたとき。
あれは、任せられたというよりかやりたくない人が勝手に押し付けたということになる。
私は乗り気じゃなかったけど、でも片付けや準備で初めから遅くまで先生といられるのがよかった。
あの人は、ダンスの振り付けの委員、応援用のポンポンを制作する係、衣装係、そして私の旗係を担当していた為神出鬼没だった。
たまに目の前に現れては話かけてくる。
なんか、余裕そうな顔をされるのが無性に腹が立って思わずこんなことを言ってしまった。
『先生、目障りなんですけど、見ててイライラする。』
『おっ、また毒づいたな。わかったよ、向こういっとくから。』
『見ててイライラする渋木、順調か。』
『からかってんですか』
『はは、そう怒るなよ。』
『む、怒ってません。』
『そうか』
『子供扱いしてますよね。もう終わりますから、事務室に運ぶの手伝って下さい。』
『はーい』
あれは、任せられたというよりかやりたくない人が勝手に押し付けたということになる。
私は乗り気じゃなかったけど、でも片付けや準備で初めから遅くまで先生といられるのがよかった。
あの人は、ダンスの振り付けの委員、応援用のポンポンを制作する係、衣装係、そして私の旗係を担当していた為神出鬼没だった。
たまに目の前に現れては話かけてくる。
なんか、余裕そうな顔をされるのが無性に腹が立って思わずこんなことを言ってしまった。
『先生、目障りなんですけど、見ててイライラする。』
『おっ、また毒づいたな。わかったよ、向こういっとくから。』
『見ててイライラする渋木、順調か。』
『からかってんですか』
『はは、そう怒るなよ。』
『む、怒ってません。』
『そうか』
『子供扱いしてますよね。もう終わりますから、事務室に運ぶの手伝って下さい。』
『はーい』