私たち政略結婚しました!~クールな社長と甘い生活~
「高陽さん、説明してる暇はないんじゃないの?」
私は、彼の胸を指先でピンと弾く。
「俺は、社長だよ?そのくらいの権限はあるんじゃないか?」
「もう、何言ってるの。さっきまで、尊敬してしまうほどすごい人だって思えたのに」
「ん、そのうちに、自然にそう思ってくれるようになると思うよ。
奈央、ほらこっちに来て」
彼は私の体を引っ張り上げて、自分の体の上に乗せた。
「何するの?」
「君が自分の体に自信がないって言ってただろう?」
「ええ」
「そんなに心配なら、今ここでちゃんと見てやろうと思って」
あなたと結婚出来て、最高だと思ったのは取り消すから。
「あなたって、最低ね。薄暗い中できれいだよって言ってあげるのよ。
ここは、相手の気持ちを察してあげるのが思いやりなんじゃないの?」