私たち政略結婚しました!~クールな社長と甘い生活~

「さようでございます。塔子お嬢様をお育てしたのは私です。

ですから、塔子お嬢様が台所で、使い物にならないこともよく存じております」

「しげさん、言葉は丁寧だけど、言ってること酷くないですか?」

「仕える立場なら、こんなことは口にいたしませんが。
本当にやる事が適当すぎます。

思ったことを言わないでおいては、上達しません。
塔子お嬢様にした失敗は、しげは、二度といたしません」

「わかったから。そんなに張り切らないでよ」

「私も、奥様の性格の欠点には目をつぶりますから。
そのかわり、旦那様の世話をしたいというのなら、中途半端は許しませんよ」

「はい」

「塔子お嬢様にも、しっかりと私がお教えしたのに。

どうしてこんなことになるのやらと思っておりました。
無事に間違いを正せることが出来れば。私も安心して死ねます」

「なに言ってるの、大袈裟な」
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