「Love logic」だから僕は、誰も好きにはならない。

「離れろっ」

イラついて、声を上げる。

「ああ、度々悪いな。嬉しかったからさ」

パッと身体を離して、歯を見せて笑う。

「ふん…」と、鼻の先で笑い返す。

「……いい笑い顔だよな。いい顔で、笑うようになったな…桐生」

言うのに、

「先に行くぞ」

と、背中を向ける。

「置いて行くなよ、俺を!」

「付いてくるな。一緒に行けば、またあることないこと……」

話の途中で、唐突にキスをされた。

「んっ…何…!」

「…お祝いのキスだ」

唇を拳で擦って、

「…バカか、貴様は……!」

と、吐き捨てる。


ーー玄関の扉を開けて、外に出ながら、

……会社で玲奈をつかまえて、キスの上書きをするか……。

そんな風にも考えている自分に、ふと笑いが漏れた……。







終わり






< 158 / 158 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:9

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

サマーラブ・ドリーム〜イケメンと真夏に恋して

総文字数/7,615

恋愛(ラブコメ)29ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
今年の夏こそ、イケメンな彼氏がほしい! そう切実に願ったら、翌朝ベッドにハダカのイケメンが……!? 突然始まる、真夏の恋♡
〜甘く、危険な恋〜止まない、愛してる。

総文字数/10,471

恋愛(キケン・ダーク)40ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
駅の階段で、 次は、歩道橋で、 だんだんと距離を狭めてくる、彼 次第に、その愛に捕らわれて、追い詰められていくように…… その愛情は、甘く止むことのない。 愛してる……
表紙を見る 表紙を閉じる
紳士服HASUMI 代表取締役 会長 蓮見 陽介(はすみ ようすけ) 41歳 全国規模で店舗を展開する、紳士服チェーンの初代会長 普段は、スーツを鮮やかに着こなす、 完璧なまでの紳士 なのに、 ふと垣間見える、大人の男の色香と、艶っぽさに、 どうにも惑わされて、恋焦がれて……

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop