『誰にも言うなよ?』



――5分後の車内では火花が散っていた。


「ふぅん。ボクがモトコをハメようとしたことにされかけたんだ? すごいムカつくね」


ムカつく、なんて言いながらも満面の笑みだがそれが逆に怖いレオ。


「なんでも言うこと聞きそうだと? 誰に向かってモノ言ってんだあの野郎」


真顔でキレていて怖すぎる、雅人。

目が据わっている……。


2人とも、会長に怒り心頭の様子だ。


「ヤっちゃおうよ」

「シメるか」


雅人とレオの意見が珍しく合致している……!


「ぼ、暴力反対!!」


相手はどんなに腹黒でも生徒会長だ。


暴力なんてふるおうものなら、その権力で2人にどんな処罰をくだすかわからない。


……レオに関しては、

なにかされたら倍返ししそうだけど。

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