『誰にも言うなよ?』


「……当たり前でしょ」

「え?」


きょとんとするレオ。

女の子みたいに可愛い。


「たった一人で孤独に3年間過ごす予定だった」


期待なんてしていなかった。


「今、わたしの高校生活が楽しいと感じることができてるのは、紛れもなくレオと雅人がいてくれるからだよ」


「……すき、モトコ」

「ハイハイ」

「だいすきだいすきだいすき……」

「うるさい黙れ」

「モトコが3人いればいいのにねぇ、青山くん」


バカなの?


「そうだな」


同意するんかい。


(って、3人……?)


「レオと雅人と誰がわたしをシェアするの?」


シェアって言い方も変だけど。


「もちろんカミヤでしょ」

「…………」

「今日は会いに行かないの?」

「……次は、土曜に働く予定」


だけどこんなんじゃ、学校の許可もらうまで動けないよ。


「それまでに許可とれるかな」

「真面目だねぇ。あと2日以内にもらわないと会う口実ができないね〜」

「口実ってなによ。わたしは働きに行くんだからね?」

「素直にならないとおっぱい揉むよー」

「はぁ!?」


「おい、着いたぞ」


雅人の言葉にハッとして、車から降りた。

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