『誰にも言うなよ?』
入ったのは会議室。
普段先生しか使っていない。
「な、なんですか」
「お前とは一度きちんと話がしたかった」
「なにを……」
「あの黒マスクのことで」
狼谷先生のこと問い詰める気だ……!
「あの話は本当か?」
「……え?」
「黒マスクのおかげであの騒ぎが静まったとかなんとか」
「……ハイ」
「ほんとだろうな?」
「神に誓って……!」
「あ? 神?」
ギロリと睨まれる。
「……いや、あの、小林副会長に……誓います」