なんかタイムスリップしちゃった姉弟が、新撰組とわちゃわちゃするお話2
「まぁ悪い癖を中々直さないから、お仕置きしたって事だ。」
土方「書類が大量にある事じゃないのか?」
「それ以外で。
土方さー、また自分が悪役になろうとしてるでしょ。」
土方はイタズラが見つかった子供のように、目を逸らした。
・・・・もー。
その様子に呆れて、ため息をつく。
本来、土方は『鬼の副長』と呼ばれるような人間ではない。
とても優しいわけではないが、いざという時頼りになり、いつの間にか人に囲まれているような存在だ。
そんな性格を押し殺してまで、こいつは『悪役』を演じている。
土方「・・・しょうがねーだろ。
新撰組の『汚れ』を近藤さんに背負わせる訳にはいかねぇ。
近藤さんはーーー局長は、新撰組を背負い、やがて立派な武士になる人だ。」
「・・・はぁぁぁぁあ。」
本日二度目のため息。
今日1日でどんくらいの幸せが逃げたんだろーな。
土方のせいだぞ。