ヤンキー彼氏上等!-アタシのワケあり恋愛-
「それじゃ、下駄箱で待ってるからねっ!!」
「おう!」
アタシは着替えるナオを待つために、下駄箱へと足を運んだ。
それにしても、いたっていつもと変わらないナオ。
サキの事、本当に今でも好きなんだよね…?
信じたくないけど、もう考えるのも辛い…。
弱い彼女でゴメン。
信じてあげられなくてゴメン。
だけど今のアタシにはもう、それだけの力が残ってないんだ…
ナオの事を思ったら、この答えが1番いいんだよね…?